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母校の全国大会出場への緊急募金を成功させるために欠かせないポイント

母校の全国大会出場への緊急募金を成功させるために欠かせないポイント

母校の部活動やクラブ活動など、在校生の活躍は卒業生にとっても喜ばしいものです。
さらに母校が県大会や地区大会を勝ち抜き、全国大会に出場ともなれば、同窓会としてその活躍をサポートするための事業をただちに立ち上げましょう。

同窓会ができるサポートの1つが、全国大会出場を決めた部・クラブへの緊急募金。
全国大会へ出場するには、選手の移動費・宿泊費等多くの経費が掛かります。さらに強化費・備品購入・応援団の移動費等を含めば大きな金額が必要となり、学校だけでこれを賄うことは困難です。ここでこそ、同窓会のサポートが求められます。

実は短期間での緊急募金を成功させるために、欠かせないポイントがいくつかあります。
本記事ではそのポイントと、緊急募金事業から同窓会の事業活性化へ繋げる工夫について解説します。

全国大会出場決定”前”に準備を始める

母校の全国大会出場への緊急募金を成功させるための重要なポイント、それは全国大会出場が決定する前から準備を開始することです。

準備が遅れると募金の開始も遅れ、募金期間が短くなってしまいます。結果、募金総額に影響してしまいます。全国大会出場決定後すぐに募金を開始できるよう準備しておくことが重要です。

特に全国高校野球大会(夏の甲子園)は、出場決定から開会式まで時間がありません。県大会で優勝する可能性が少しでもあれば、優勝決定する前にできるだけの準備をしておきましょう。

参考

都道府県大会決勝
(出場校決定)
全国大会開会式
全国高校野球大会(夏の甲子園) 7月下旬 8月上旬
選抜高校野球大会(春の甲子園) 1月下旬 3月下旬
全国高校サッカー選手権大会 11月中旬 12月末
高校総体 5月下旬~6月上旬 7月下旬

※2019年以前の日程です

全国大会出場決定前にできる準備とは?

全国大会に出場するほどの強豪部となると、県大会の前段階から「県大会決勝までいきそう」「今年は優勝しそう」といった話が上がってくるはず。普段から母校の部活動やクラブ活動の様子に留意して情報を集めておきましょう。

全国大会出場の可能性がある、同窓会として支援が必要になる可能性があるという部活動があれば、全国大会出場決定前にできる準備をします。

できる準備は次の通りです。

  1. 趣意書原稿の作成
  2. 寄付用口座の準備
  3. データ化していない会員情報の入力

1.趣意書原稿の作成

全国大会出場決定とともに印刷できるよう趣意書の原稿を作成しておきましょう。
同窓会の公式サイトやSNSに掲載する文章も下書きをしておき、いつでも公開できる状態にしておきます。

趣意書の原稿を作成しておこう。サイト・SNS用の原稿も忘れずに

趣意書の原稿を作成しておこう。サイト・SNS用の原稿も忘れずに

2.寄付用口座の準備

寄付用の入金口座を用意します。
すでに寄付用の口座を持っている同窓会も多いですが、既存の口座を使用してしまうと同窓会の他事業への寄付金と混同する恐れがあり、正確な集計・収支報告を行うことが難しくなります。可能であれば母校部活動支援専用の口座を用意しましょう。

ゆうちょ銀行の振替口座を利用する場合

ゆうちょ銀行の振替口座を寄付用口座として利用する場合は、払込用紙(払込取扱票)の私製承認手続きを取ることで、振替先や金額まで印字されたオリジナル(私製)の払込取扱票を用意することができます。
このオリジナルの払込取扱票があれば、寄付者は手軽に、同窓会側もより確実に寄付を集めることができます。
この私製承認手続きは無料で行うことができますが、10日~1ヵ月程かかる場合がありますので、前もって手続きだけでも行っておきましょう。(同窓会事業に係る印刷物の委託先があれば、早めに相談することをお勧めします)

オリジナルの払込取扱票があれば、寄付者の手間も省けて便利

オリジナルの払込取扱票があれば、寄付者の手間も省けて便利

また最近では、窓口やATMまで行かずに、自宅のパソコン等からインターネットバンキングで振込を行う人も増えています。
その際、ゆうちょ銀行口座の「記号・番号」情報だけでは、他の金融機関から送金することができません。他の金融機関からも送金できるよう寄付用口座の「店名(店番)・預金種目・口座番号」の案内も趣意書等に明記しておきましょう。

下記のゆうちょ銀行のサイトでは、他の金融機関からも送金できるようにゆうちょ銀行口座の「記号・番号」を「店名(店番)・預金種目・口座番号」に変換することができます。

ネット決済などを準備する場合

口座振込以外にもオンライン決済、クレジットカード決済、スマホ決済アプリ等様々な手段があります。自同窓会の会員の特性などを考慮し、効果が高いと思われる送金手段の採用を検討しましょう。

一方で送金手段が多い方が寄付金も多く集まるように思われますが、よく検討せずにただ手段を増やすだけということがないように注意が必要です。

なぜなら、緊急募金では短期間で寄付金を集計し、寄付者名簿も作成しなければなりません。送金手段を安易に増やしてしまうと、収拾がつかなくなる恐れも。事務局側が処理できる範囲を見極めて検討しましょう。

また、オンライン決済等には決済手数料がかかることが多く、利用するシステムによってはシステム手数料等も掛かることもあります。また事前審査など、サービス開始手続きにも時間がかかります。

毎年のように全国大会へ出場する強豪校の場合は、これらのオンライン決済等による寄付の手段を事前に準備している学校も多いようです。

送金手段が多すぎると事務局での処理が煩雑になる恐れも

送金手段が多すぎると事務局での処理が煩雑になる恐れも

3.データ化していない会員情報の入力

まだデータ化していない未入力分の会員情報がある場合は、全て入力します。
全国大会出場が決定したら、趣意書・払込用紙(払込取扱票)等を会員に郵送することになります。漏れなく会員に届くようデータ化しておきましょう。特に、3月に卒業したばかりの新会員のデータ化は急がれます。
会員データメンテナンスを専門業者に委託している場合は、事前に連絡をしておくと安心です。

データメンテナンス

募金開始前に会員データを最新の状態にしておく


ここまでは、全国大会出場決定前にできる準備について述べてきました。
次章以降では、緊急募金事業を行う前に知っておくと安心なポイントと、同窓会の事業活性化へ繋げる工夫についてお話します。

寄付は定額制「一口5,000円」が効果的

寄付の目標金額がある場合は、一口いくらといった定額制をお勧めします。
定額制にした方が見通しがつきやすく、計画的な募金活動を行うことができるからです。

部活動の全国大会出場に対する寄付金は、学校によって様々ですが、だいたい一口5,000~1,000円程度。母校に必要な資金について確認し、目標金額を設定、今まで同窓会で行った募金事業の実績人数で割ることで、だいたいの一口を割り出すと目安になります。

ちなみに当社での統計上、会員が募金しやすい金額で最も大きい一口単価額は「5,000円」。10,000円に設定すると募金率が低下し、3,000円に設定すると5,000円の場合と口数がほとんど変わらないため、募金総額が少なくなる傾向にあります。

ポイント

一口5,000円程に設定した場合は、ぜひ大学生などの若い会員用にもう少し安価な金額設定も用意しておきましょう。
若い会員にとって5,000円の寄付はハードルが高いもの。しかし彼らは数年前まで母校に在校し、今回全国大会に出場する在校生たちの直接の先輩、またはよく知る存在です。若い会員は在校生の活躍をより身近に感じ、応援した気持ちが強いはず。そんな若い会員も寄付しやすいように学生会員用の一口金額(1口2,000円等)を設けるなど配慮しておくと、広い世代で同窓会の結束を固めることができます。

後輩たちを応援したい若い会員にも配慮を

後輩たちを応援したい若い会員にも配慮を

寄付者へ選手たちの活動報告を

寄付をしてくれた会員に向けて、その後選手たちがどんな活躍をしたか、どんなメッセージを発信しているか、積極的に情報を発信しましょう。
活動報告のために使用するツールは、すぐに発信できる公式サイトやSNSが適しています。
これらの活動報告は、寄付者に対する報告と感謝を込めて情報を発信することが1番の目的ですが、それ以外にも下記のような効果が期待できます。

追加寄付に備えて

全国大会を1回戦・2回戦と勝ち進んでいくと、さらに選手の宿泊費や応援団の交通費等が掛かり、追加の緊急募金が必要となるケースが多々あります。
そのときに「もっと応援したい」「もっと頑張ってほしい」と会員に感じてもらえるように、共感できるような情報を発信していきましょう。

同窓会SNSへつながる会員を増やす

活動報告を同窓会のSNSアカウントで行い、その投稿に会員が「いいね!」することになれば、今後の同窓会SNSの投稿を会員が目にする機会が増加します。
母校の部活動やクラブの全国大会出場は、同窓会の結束を固めるチャンスです。同窓会としてもこのチャンスを逃さず、将来の同窓会活動の活性化へ向けた一歩としましょう。

注意

SNSや公式サイトで選手・在校生の情報を発信する際には、プライバシー侵害とならないように注意しましょう。

同窓会SNSアカウントにつながってもらうチャンス

同窓会SNSアカウントにつながってもらうチャンス

同窓会の結束を固めるチャンス

母校の部活動やクラブの全国大会出場は、同窓会にとって母校貢献のチャンスであり、さらに同窓会の結束を固めるチャンスでもあります。このチャンスを最大限に生かしましょう。

前項で解説したように事前準備をしっかり行い、全国大会出場が決定した場合にやるべきタスクを洗い出しておけば、募金を早期にスムーズに開始することができます。
事務局スタッフの人手が足りないようであれば、会員からボランティアを募ったりとどんどん周りを巻き込んで、多くの会員で盛り上がり、母校を応援しましょう。
母校の活躍を共に喜び、皆で精一杯応援する雰囲気作りも、緊急募金を成功させるための鍵となります。

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